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横山馬喰の『め』vol.2:キレイめミセス服(婦人服卸「modest」)

2026/04/17 公開

「横山馬喰の『め』」では、横山町・馬喰町の問屋街が誇る“目利き力”を“目”を持つ「みせ」や、“目”で選んだ「もの」を通じてご紹介していきます。

 

第2回は、奉仕会館に入居する婦人服問屋「modest(モデスト)」さん。
お話を伺ったのは代表の河野芳輝さん。昼は問屋でありながら、夜はレストラン&バー「リノルテ」を営むという多彩な方です。

きれいめミセス服を取り扱う問屋“modest”

 

横山町大通りから奉仕会館を入り目に留まるエスカレーターの入り口近くにmodestさんは入居しています。
modestが扱うのは、『きれいめ・ドレッシー』をテーマにしたミセス服。店内でもレースや刺繍等をあしらった華やかなデザインが目を引きます。

 

「元々はミセス向け商品を多く扱っていましたが、最近は少しずつ若い世代に向けた商品も取り入れ始めています。動きやすさや着心地などに加えて、機能性も大切にしています。」

 

“modestらしい”グレーのセットアップとツイード素材のベスト

 

今回取材時(2月時点)でご紹介いただいたのは、グレーのセットアップとツイード素材のベスト。
フリル使いで上品に仕上げたセットアップと、ラメ糸を織り込んだツイードのベストは、きれいめさを保ちつつ、若い世代にも響くデザインです。

 

目の肥えたバイヤーが集まる横山町だからこそ、“modestらしさ”を感じられる商品選びを大切にしているとのことです。

 

問屋街に息づく人のつながり

店主の河野さんは、横山町の婦人服卸で13年間勤務したのち、独立。

2018年に横山町奉仕会館にてmodestを開業し、今年で8周年を迎えます。

 

長く働いている横山町について、「下町らしさがありながらも落ち着いた雰囲気が好きなんです」と語り、奉仕会館にお店を構えてからは、隣の問屋さんと声を掛け合うなど、自然なつながりが生まれているそうです。

 

また、働く上でお取引先等の情報網や目利き力を大事にしているとのことで、
「人とのつながりが重要な問屋業は、一生AI化できない仕事なのではないか」と語ってくださいました。

時代に合わせて少しずつ変化しながらも、軸にあるのは確かな目と積み重ね。
modestには、横山町らしい“選ぶ力”が息づいています。

 

次回、後半は夜に河野さんが営むお店「リノルテ」についてご紹介いたします。
1軒目にも2軒目でも気軽に利用できる“1.5軒目”がコンセプトのレストラン&バー。
どうぞお楽しみに!

 


お店の詳細〉
「modest」
横山町奉仕会館1階にて営まれている婦人服卸問屋。
キレイめ・ドレッシーをテーマに、トレンドを取り入れたアイテムを取り扱っております。
※小売りは行っておりません。

住所:東京都中央区日本橋横山町6-8
TEL:03-6264-8579
URL:modest(モデスト) | 日本橋横山町問屋街WEB

 

 

 

©️ 横山馬喰(よこやまばくろう)