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横山馬喰の『め』vol.1:基本を大切にした帽子 EDHAT(帽子問屋「マンウ」)

2026/04/03 公開

今回から始まる新企画「横山馬喰の『め』」。

 

問屋さんや知る人ぞ知る新しい店や会社が集まる横山町・馬喰町の日本橋問屋街。

その“目利き力”を“目”を持つ「みせ」や、“目”で選んだ「もの」を通じてご紹介していきます。

 

このまちに関わるきっかけとなるあなたの “芽”を探してみては?

 

第1回は、日本橋横山町で帽子問屋を営む「マンウ」さん。
お話を伺ったのは、会長の永野浩さんと代表取締役の永野克子さんです。

 

大正時代から続く帽子問屋「マンウ」

マンウは大正7年、初代・永野卯八さんが蔵前で「万卯商店」を創業したのが始まり。現在の横山町の店舗は、かの有名な花火「鍵屋」さんの跡地にあります。

 

 

 

創業時は自社工場で製造したメリケン帽に加え、仕入れた帽子等を含めて幅広く取り扱っていたそう。

「お客様の店に合う商品を目利きして揃える問屋は、セレクトショップの先駆けとも言えるのではないか」と4代目・克子さん。

 

昭和後期には、3代目・浩さんがヨーロッパ製帽子の輸入を開始し、英国ブランド「KANGOL」のハンチングなどを広めるといった、時代の先を読む“目利き”によって新たな流行を生み出してきました。

マンウの証「EDHAT」

 

中折れ帽など、長く看板商品として扱ってきた帽子でも、当時は店名タグの有無もバラバラでした。「自信を持って取り扱ってきた商品。名前が広まらないのは非常にもったいない。」という克子さんの想いから、2000年に“店の証”としてブランド「EDHAT」が誕生しました。

 

↑EDHATのタグ/創業当時のトレードマークであった「日之出向蜂」をあしらったエンブレム

 

EDHATのコンセプトは「スタンダード・シンプル・ベーシック」。

 

長年培った帽子づくりの基本を大切にし、流行に左右されない“長く愛用できる一品”として仕上げられています。特に「日本人の頭の形に合った被り心地の良さ」を重視しています。

 

これまで宣伝せず卸売中心で展開してきたため、“知る人ぞ知るブランド”として愛用者も多数。現在はオンラインショップでの小売りも始まり、ブランドに直接触れられる機会が広がっています。

基本を大切に、これからも帽子を届ける

 

ひとことで帽子問屋といっても、製造から現金問屋への移り変わり、インポート事業等、時代に合わせて柔軟にスタイルを変えてきたマンウさん。

 

「多様化するニーズの中でも、スタンダードな商品は絶やさずここならあるという場所でありたいんです。」と先代たちからのバトンをつないだ克子さんはそう語ります。
目まぐるしく変わる今の時代だからこそ、世代を超えて磨かれてきた「基本」と「目利き力」がかけがえのない価値なのかもしれません。

 

気になった方は、ぜひ一度EDHATの帽子を手に取ってみてください。

 

 


〈お店の詳細〉

「マンウ」

大正7年創業の帽子問屋。数多くの種類を取り揃え、オリジナルブランド「EDHAT」など、スタンダードで長く使える帽子を提案しています。

※店頭での小売りは行っておりません。一般の方は、以下リンクのオンラインストアにてご購入いただけます。

住所:東京都中央区日本橋横山町5番7号

URL:(公式サイト)帽子屋マンウ 公式サイト | Best quality of Japan since 1918

(オンラインストア)online store | EDHAT OFFICIAL ONLINE SITE

 

 

 

©️ 横山馬喰(よこやまばくろう)